DT Swissは日本語での情報が少ないこともあり、
当店にも毎日のようにホイール選びのご相談をいただきます^^
実は、DT Swissはホイールのカテゴリーの分け方や
商品名の付け方に特徴があります。
その点をふまえたホイール選びの方法をご紹介いたします!
<DT Swissのホイールの選び方>
1. 購入したホイールを、自分で取り付けるか、ショップに持ち込むか決める
2. 自分の乗り方(用途)にあったカテゴリーを選ぶ
3. 選んだカテゴリーで、自分の予算にあったレベル(グレード)を決める
4. リムやハブの規格、デザインを比較して決める!
ひとつずつご説明します^^
1. 購入したホイールを、自分で取り付けるか、ショップに持ち込むか決める
購入したホイールは、もちろん自分で取りつけてもいいですし、
多くのショップでは、持ち込んだホイールの交換も対応してくれます。
ホイール工賃の工賃はだいたい、1200円〜というところが多いようです。
ご自身行きつけのショップがある場合は、事前にご相談いただくと安心ですね^^
2. 自分の乗り方(用途)にあったカテゴリーを選ぶ
DT Swissは現在、完組みホイールのカテゴリーを
乗り方(用途)によって、以下のようにまとめています。
※赤文字がカテゴリー名
<ロードバイク>
・Aero エアロ
主な用途:タイムトライアル、トライアスロン
エアロダイナミクス(空気抵抗)を重視した形状のホイールです。
取り扱いのしやすさや剛性、制動性能も妥協していません。
リム幅17mmで、23mm・25mmのタイヤに最適です。
・Performance パフォーマンス
主な用途:ロードレース、トレーニング
幅広いライダーに扱いやすいカテゴリーで、最もボリュームも多くなっています。
リム幅18mmで、25mmのタイヤに最適です。
・Endurance エンデュランス
主な用途:ロングライド、マラソン
雨や逆風など、何が起きてもライドの目的を達成できるよう
快適性・信頼性に重点を置いた設計となっています。
すべて、ディスクブレーキ仕様です。
リム幅19~20mmで、25mm・28mmのタイヤに最適です。
・Cross Road クロスロード
主な用途:シクロクロス、アドベンチャー
ロード以外での仕様も想定されています。新しい道の探検や泥だらけの路面など
あらゆる状況で機能するよう設計されています。
工具不要のハブなど、メンテナンスしやすいです。
リム幅22mmで、30mm〜47mmまでのタイヤに最適です。
・Track トラック
主な用途:トラック、固定ギア
最小限のグラフィック、無駄のないハブなど、シンプルであることに
重点を置いて設計された、美しいホイールです。
優れた空力効率や転がり抵抗の少なさが特徴です。
リム幅18mmで、23mmのタイヤに最適です。
<MTB>
・Cross Country クロスカントリー
上りも下りも走ることができる、競技用のホイールです。
・All Mountain オールマウンテン
自然の野山を競技とは関係なく楽しく走る、
マウンテンバイク本来の楽しみ方を想定したホイールです。
・Enduro エンデューロ
競技の際に中心となる下りを重視しながら上りも楽しめるよう設計されています。
・Freeride/Downhill フリーライド/ダウンヒル
レースやジャンプでの使用も想定した、信頼性の高いホイールです。
・Big Ride ビッグライド
これまでのMTBでは行くことのできなかった場所にいくことができる、
ファットバイクホイール。大胆に肉抜きされて、軽量化を実現しています。
<HYBRID / E-BIKE>
・ALL MOUNTAIN オールマウンテン
eBikeの性能を最大限に発揮するよう設計されたホイールです。?
このショップでも、
DT Swiss 公式のカテゴリーにあわせてホイールを選ぶができるように
整理しています^^
個別の商品ページにも想定されている用途を記載していますので、
ぜひご確認ください。
3. 選んだカテゴリーで、ハブのレベル(グレード)を決める
こちらの表をご覧ください!(クリックで拡大します)
表の上部に、さきほど選んだカテゴリーが記載してあります。
さらに、各カテゴリーは、ハブのレベルによって4つのレベルに分けられています。(※表の左側)
このレベルは、4桁の数字で表されていて、数字が小さいほどハブの性能はよくなります。
レベルにあわせて、ベアリングやリムの組み合わせもかわりますので、
このなかから自分にあったカテゴリーを選びます。
<1100レベルについて>
フラッグシップモデルの「1100レベル」は、DT SWISS 240sベースのハブを採用しています。
36Tスターラチェットで、優れた駆動効率を実現。
SINCセラミックボールベアリングにより、高い耐久性を得ることに成功しています。
<1400レベルについて>
ハイエンドモデルの「1400レベル」でも、DT SWISS 240sベースのハブを採用。
同じく36Tスターラチェットによって、高い回転性能で快適な走行を提供してくれます。
<1600レベルについて>
ミドルグレードモデルの「1600レベル」では、DT SWISS 350ベースのハブを使用。
18Tスターラチェットを採用していますが、36Tへのアップグレードは簡単にできます。
<1800レベルについて>
エントリーモデルの「1800レベル」では、DT SWISS 370ベースのハブを使用しています。
こちらはスターラチェットではなく、3ポールシステムを採用。
メンテナンスしやすいのが特徴です。
4. リムやハブの規格、デザインを比較して決める!
かなり絞り込めてきましたね!
あとは、自分の選んだカテゴリーの商品を見比べて、
詳細なスペックやデザインなどを考慮してホイールを決めましょう。
ちなみに、DT Swissの場合、商品名にもかなり多くのスペック情報が含まれていて、
例えば、商品名の最初の文字は、カテゴリーの略称とリムのタイプを表しています。
上のホイールですと、PRは、Performance Roadの略ですし、
ARCは、Aero Road Carbonを意味します。
また、dbとついているものはディスクブレーキ仕様です。
その後に続くこの4桁の数字は、表の基準にもなっていたハブのレベルです。
(補足)アクスル規格の対応表
ディスクブレーキ仕様のロードホイールについては、
アクスル規格が対応しているか、気になりますよね^^
対応表を作成しましたので、ご確認ください。
<表の見方>
・表の上部に確認したいホイールを見つけ、その列を縦方向に確認します。
・表に記載されている記号の意味は以下のとおりです。
◎ … 標準仕様で対応
○ … 商品に付属するアダプターで対応
▲ … 別売りのアダプターで対応
例. PRC 1400 SPLINE DB 35の場合
PRC 1400 SPLINE DB 35の対応するアクスル規格について知りたい場合、
表の青枠で囲った列を確認します。
「12mmスルーアクスルへの対応」という赤枠で囲った部分に◎がついています。
このため、12mmスルーアクスルには標準仕様で対応していることがわかります。
一方、黄色い枠で囲った「5mmクイックリリース」と
「15mmスルーアクスル」については、○がついています。
このため、ホイールに同梱されるアダプターで対応可能です。
また、9mmスルーボルトには、別売りのアダプターで対応します。
当ショップでは、フリーホイールの互換性やリムの仕様など
スペックについてはできるだけ詳しく記載していますので、
ぜひじっくりと比較してください^^
不明点がございましたら、お問い合わせフォームから
お気軽にご相談ください!
カラーミーショップ Copyright (C) 2005-2024 GMOペパボ株式会社 All Rights Reserved.